荷物を運ぶトラック

一人暮らしの引越しは、荷物が少ないので、引越し会社に頼らなくても自分で荷物を運んでしまう事も出来ます。
自分で引越しするのが一番安く済むのでは?こう考えて車を借りて引越しする方は多いです。

では実際にやってみるとお得なのかどうか?
条件によるところがありますので検証します。

Contents

自分で引越しをする場合

一人暮らし程度の荷物の場合、引越し会社は使わず、自分で引越しした方が安いです。
ただ、引越し会社に依頼した方が便利で安い事もあります。

では、どのようなケースの時に、自力で引越しする価値があるのか?
下記にまとめます。

自分で引越しするなら1.5tトラックを借りるべき

レンタカーを借りて引越しする方法です。
普通車だと大型車でも荷物の積み込みがしにくいため、荷台があるトラックを借りましょう。
2トン未満のトラックまでは普通免許で運転できますので、狙うのは1.5tトラックです。

例えば、1.5tのトラックだと、12時間借りても9000円〜12000円くらい、24時間借りても10000円〜13000円くらいです。
なかなか安いですよね。。
荷物を積んで1〜3往復くらいすると、全ての荷物が運び出せるのではないでしょうか。

他にも、知人に車を借りる場合もあると思いますが、もし普通車だと積載量がだいぶ少なくなりますので、20分くらいなど、本当に近距離の引越しでないと厳しいかもしれません。

ただ、自力でやるにはきつい場合もありますので、下記の条件の時は自力引越しを検討する価値があると思います。

近場への引越しである事

周辺の環境によりますが、片道30㎞以内位が目安です。(首都圏だと20km以内)
片道1時間以上かかると大変なので、往復する事を考えると40分程度までにしておいたほうがいいと思います。
あまりにも遠いと、荷物を運ぶために往復する時間と労力、ガソリン代の負担が大きくなって、引越し会社に頼めばよかった・・・となりかねません。

荷物がとても少なく、1回でやれる場合は、もっと遠距離でもいけると思います!

荷物が多すぎない事(大きすぎない事)

3往復くらいで済みそうかどうか、そのくらいが目安になると思います。
1.5tトラックの荷台は屋根が無い場合が多いので、大き目の荷物でも積み込みがしやすいです。
単身者の荷物の場合、大体の人は問題ないでしょう。

ただ、大型荷物が多い場合は一人でやるのは困難です。
だれか手伝ってくれる人がいる時にやった方がいいと思います。

まとめ

メリット
  • 引越し会社に依頼するよりも安く済む
  • レンタカーを手配するだけなので、日程調整がしやすい
デメリット
  • 全ての作業はこちらでやらなければならない
  • 荷物の破損や紛失は自己責任
  • 建物にキズをつけた場合も責任がつきまとう

条件によって、自分で引越しする方がお得になる事も、あまりメリットが無い事もある事がわかります。
一人暮らしの方向けのサービスに強い引越し会社もありますので、場合によってはそちらの方が安くなる事もあります。

引越しする時期や、荷物の量など、引越し会社が割安なタイミングに当たると、引越し料金は1万円〜2万円程度で済む事もあります。
これだと、トラックを借りて、ガソリン代を考えた場合、同じくらいの金額になってしまう事もあります。。
しかも、引越しに費やす時間と労力は大幅に増えますので、まず先に引越し会社へ見積もりを依頼した方がいいと思います。
まず最初に引越し料金を知って、その上で自力で引越しする計画を立てた方が、後から後悔する事は無くなります。