一括見積もりなど、オンラインから引越し料金の見積もりを依頼すると、メールや電話で連絡がきます。
一人暮らし程度の荷物の場合は、訪問見積もりはなく、ほとんどがオンラインの情報と電話のヒアリングで完結します。
でも、荷物の量が多いと、詳細な料金は「現場を見てから」となる事もあります。
最終的な引越し見積もりには、荷物や自宅の間取り、建物などを業者がチェックしてから料金を確定させます。
そのために必要なのが「訪問見積もり」です。
訪問見積もりは無料で受ける事ができ、所要時間は30分前後です。
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訪問見積もりの流れとは
営業マンが到着し、簡単な挨拶が終わったら基本的にすぐに荷物確認に入ります。
どの程度の量があるか、大型荷物などをチェックして、作業人数や運び出しの時間などを計算します。
その後、家の造りや建物、また住居周辺の環境(トラックが横付けできるかどうかなど)についてチェックします。
チェック作業が終了したら、サービスや値下げなどに関する確認に入ります。
この段階で、営業マンは契約を急かす人も多いです。
しかし即決はしない方が良いかと思います。
色々な業者からも訪問見積もりを受けてみないと、その引越し料金が安いのか高いのか判断できません。
訪問見積もりの注意点
営業マンがしっかりしているかどうか
ただ荷物を運ぶだけではなく、荷物を丁寧に取り扱ってくれる誠実な業者に任せたいとは思いませんか?
過去に引越しをした時に、荷物に傷が多かったり、PCのケースが曲がっていた事がありました。。
営業マンの態度には、その業者の社風が出ている事も少なくありません。
営業マンが自分を取り繕っていようとも、長い間会社で働いて身についたものは言動の端々に現れるものです。
色々と質問をしてみて、その受け答えがはっきりしているかどうか、試してみるといいでしょう。
あやふやな回答をしてくるようなら要注意かもしれません。
この業者なら任せても大丈夫かどうか・・・
営業マンを見て判断してみましょう。
運ばない荷物はしっかり伝える
引越し業者に運搬を頼まない荷物に関しては、しっかり伝えましょう。
廃棄処分のシールなどを貼っておくと安心です。
そうしないと、頼まない荷物も査定に加算されてしまう可能性があります。
サービスの要望などはしっかり伝える
エアコンの取り付けや取り外し、不要品の処分など、別途の仕事を依頼する場合は、訪問見積もりの時に必ず伝えてください。
引越し当日になって頼むと、業者としても迅速に対応できませんから割増料金を請求されてしまう事もあります。
もしくは時間や技術者が足りず、断られる事もあります。
訪問見積もりは、正確な引越し料金を出してもらう事が目的ですが、業者にとっては契約を結ぶためのチャンスでもあります。
オプションサービスの依頼には基本的に前向きです。
しかし、見積もり料金に不満があった場合は正直に断りましょう。
料金だけではなく、受け答えや雰囲気などをしっかり確認して、この業者にならお願いしても大丈夫そうだと思ってから依頼をしましょう。